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ベルリンへの移動

 ジャーマンレールパスを使ったブレーメンからベルリンの日帰り旅行です。ICE (Inter City Express ドイツの新幹線)に乗ってベルリンに行きました。行きはブレーメン→ハンブルグ→ベルリンの経路で、帰りはベルリン→ハノーファ→ブレーメンの経路を通るブレーメンへの直行ICEです。

ジャーマンレールパス

 ジャーマンレールパスを日本出発の数日前に手に入れました。準備や仕事が忙しくて、ドイツで何をするかはほとんど考えてなかったのですが、どっかに行くならお得かなと思い最終的に購入しました。出発6日前の注文だったので、ネットとかで注文するのは危険でしたので、JTBに行きました。JTBだと日曜日に注文して、木曜日に受け取ることができました。価格は29900円でした。レールパス自体には230EUROと記載されているので、もし現地で購入できるのならもう少し安いのかもしれません。バリデーションも日本でできるみたいです。手数料を取るところもあるみたいですが。レールパスには名前が既にプリントされております。そして以下に示しますが、バリデーションしますと右下のスタンプが押され。パスポート番号、開始日、終了日が窓口の人によりボールペンで記入されます。後は左下の枠に期間内であれば、乗る日の日付を予め記入します。これは使用後ですが、二日しか使っていないので、一枠あいております。自分でペンで日付を書きました。電車に乗っていると検札で、その上からさらにスタンプを押されました。これで基本的には乗り放題です。今回は1等車(1st Class)乗り放題です。2等車ももう少し安くてありますが、ドイツでの経験上、2等車はもちろん悪くはないですが、非常に混んでいます。座れないかもしれません。ということで、できるだけ1等を買うのがベストでしょう。ドイツの電車は棚付近の席番号などが書いているあたりに、小さいディスプレイがあります。そこのディスプレイに行先が表示されていたら、予約されています。何も表示されていない所ならどこに座っても構いません。一部の列車は(フランクフルト-ハンブルグ)などは結構1等でも混んでいるらしいですが、基本的にはどれも予約なしで座れましたし、すいていました。
ついでにドイツの鉄道ですが、以下の種類があります。

  • InterCityExpress (ICE)(インターシティエキスプレス) 都市間特急。日本の新幹線に相当
  • ICE Sprinter(ICEスプリンター) 一部の区間にのみ走っているICEで全席予約みたいです。
  • InterCity (IC)(インターシティ) 特急です。車両の色はICEと同じで白地に赤ラインです。
  • InterRegioExpress (IRE)(インターレギオエキスプレス) 地域間快速です。
  • RegionalExpress (RE)(レギオナルエキスプレス) 快速列車です。ドイツでは結構同じ時間初の電車が多いです。
  • RegionalBahn (RB)(レギオナルバーン) 普通列車です。
  • S-Bahn(Sバーン) これは近郊の普通列車ですが、今回は乗ることはありませんでした。
  • Metronom Express(ME) ハノーファー近郊の列車を運営する"Metronom"(メトロノーム)社が運営する列車 これも快速ですかね。一番最初に乗りました。
ジャーマンレールパス

 快速以上のほとんどの列車は1等2等に分かれていて、先頭または最後尾が1等車になっておりました。一部の車両は自転車ごと積み込まれるようになっており、ドイツでは多くの人が自転車とともに移動しておりました。

Bremen Hauptbahnhof

 一昨日夜に着いて、昨日はプレゼンをして、夜は何人かでブレーメンで郷土料理とビールを飲み、夜遅くまで出歩いていたのですが、ジェットラグと普段と違うところにきているためか、朝4時頃に起きました。一番重要な仕事が終わったので、本日は特に見るべきものもないので、ベルリンに向かいます。まずは、ジャーマンレールパスのバリデーションを行うところから始めます。ジャーマンレールパスは使用開始日のスタンプを駅の窓口でもらう必要があります。朝7時前くらいに駅の窓口に行ってまず、並びました。すると、前の人が終わり自分の順番(?)が来て窓口に進むと、何か言っております。ドイツ語は分からないので、わからないそぶりをすると機械を指さしてticketと言っています。どうやら、日本の銀行などと同じで、順番待ちの番号を取らないといけないみたいです。下の写真の真ん中の機械がそれです。そして順番が来て、上記したようにバリデーションしてもらいました。そしてスタンプをもらいました。そしてホームに行きます。ドイツも改札はありません。直接ホームにつながっています。検札の時にチケットを持っていないと罰金みたいです。ドイツの中央駅は基本的にはオランダと同じで鉄骨づくりです。そして7:28am発のMEに乗りました。これでまずICEに乗るためにハンブルグに向かいます。ブレーメンは地方都市ですので、ICEが止まるものの、本数が少なく、早くベルリンに行くためにまず、写真のMEに乗りました。

ブレーメン中央駅 DB窓口
駅構内 ME

MEの車窓

 MEの1等車に乗りました。2等車は駅の時点で結構並んでいます。自転車と一緒に乗り込む人もいます。都市を離れて5分もしないうちに周りの風景は田園風景に変わります。いくつかの駅は通過しますが、快速なので結構停車します。のどかな風景を見ながら、時折駅が来る。しかもMEの1等車にはほとんど人が乗っていませんでした。久しぶりに落ち着きました。後は、降りるときを気をつければよいだけです。基本的には電車の中に電光掲示板があり、次の停車駅を教えてくれますので間違えることがないでしょう。そして、1時間ほど電車に揺られるとハンブルグ駅に着きます。しばらくは駅があってもローカルな鄙びた駅でしたが、ハンブルグに近づくにつれて都会になってきます。

田園風景 通過駅の様子
MEの1等車の様子 ハンブルグ近郊

Humburg Hbf (ハンブルグ中央駅)

ハンブルグに関しては後に詳細に述べることにして,駅だけにしておきます。ハンブルグに近づくにつれて港のクレーンが沢山見えてきます。そして駅に到着します。ハンブルグ駅はDBは地上のみの駅ですがアムステルダムと比較しても大きい駅です。基本は同じです。ホームの上は鉄骨作りの高い屋根です。日本の駅とは大分違います。ホームの両サイドに階段があり、その階段を上がったところにはファーストフードやキオスクなど様々な店があります。ICEやICやREなど非常に多くの電車が止まります。私の乗るICEは9時8分なので、それまでホームを見て回りました。ハンブルグは北部ドイツの大ターミナルです。ここから、北欧に行く電車なども発車するようです。フランクフルトやベルリンなどの主要都市ともICEで直接結ばれており、非常に多くの電車が停車します。ハンブルグ自体も港町として、大きな港を有しており、非常に発達しております。

ハンブルグ駅 乗るICEの掲示

 そして、時間が近づいてきたのでホームに向かいます。大きな電光掲示板にホームの番号も出ているので間違えることもないでしょう。遅れなども出ています。そしてホームで電車を待っていると日本人の年配の女性に話しかけられました。ドイツに滞在し、南から色々な所を回っているようです。そして、ベルリンまでご一緒することになりました。世界も狭いですね。色々な所に日本人がいます。ICEに乗りました。ベルリン行きは比較的込んでいましたが、まだ自由に座れる席はありました。ICEに乗っていると途中でお菓子をお手拭とお菓子を配ってくれます。お菓子はサービスです。そして、飲み物なども注文できます。食堂車もありました。今回は時間的に体験することはありませんでしたが、次行く機会があればぜひチャレンジしてみたいと思います。ICEの1等車は革張りのシートです。周りにはパソコンを出したり、仕事の打ち合わせをしているような背広を着たビジネスマンが沢山いました。ハンブルグを出てしばらくすると、いつもどおり自然にあふれた景色となります。途中ドイツでは多くの風力発電所を見ることがありました。さすがに環境を気にしている国だけあって、色々考えてそうです。そして、2時間ほどしてベルリンに到着します。成り行きでハンブルグで知り合った女性とベルリン観光をすることになりました。その人の知り合いのドイツ人の学生が案内してくれました。

ICEの1等車 風力発電機の大群

Berlin cityへ続く

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