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 製品レビュー等

 今回はAppleの製品についてレビューしたいと思います。基本的に私は昔からiPodを利用していました。専門家のWebページのレビュー記事のようなものでは無く、実際、使用している人のレビューとします。学習の役に立つような情報も。元々iPod(iPod Touch以前)を利用していた目的としては、

  • CDから取り込んだ音楽を聴く。
  • 音楽ビデオや自分で取り込んだビデオを圧縮しiPodで見る。
  • Podcastで英語のコンテンツを聴く

 昨年,iPod toudhの64GBが発売されたのを機にiPod touchに乗り換えました。これまで,iPod 40GB,iPod 60GBと使用してきました。代が変わるたびに使い方が変わってきました。iPod touchは非常に便利です。最終的には、家でネットデバイスとして使うには少し画面が小さいため、iPod touchを新たなガジェットとして購入しました。使い方は、異なりますが、私の使い分けについても述べます。

iPod touch

 まず,iPod touchです。iPhoneでもある意味同じかもしれません。確かにNet使用し放題でやるならiPhoneは非常に便利です。仕事にも使えます。しかし、私は継続的に携帯料金を高額払うのは、独身の頃は月に携帯代を10,000円以上払っていましたが(主に彼女との通信費でしたが)、現在はそんなに使いません。また、日頃私は研究室に一日だいたい12時間以上くらいいますので、普段はネットが充実しているので、そこまで通信費を使用しないことです。後、Softbankの携帯契約は新規加入者には優しいですが、一回契約してしますと、結構契約内容が厳しい。いわゆる、契約変更時の罰金みたいなものが高すぎる縛りが長いなどの理由から踏み切れません。以前、学生時代交際していた女性に合わせて一度softbankの前身であるvodafoneを使用したことがありましたが、メールの遅延や消失などのトラブルが多々合ったため、地方では電波が弱かったためから、キャリアとして、私個人としては避けたいからです。ということで、まずiPhoneを使用しない理由としては以下にまとめると、

  • 携帯の通信費用に10,000円以上使用したくない。
  • これは、もう学生では無い私の場合ですが、学生とかで無料通話がフルに使えるようなコミュニティにいる人は良いでしょう。
  • 移動中にまでネットを使用することは無い
  • もちろん、電車に乗っているときにあれば便利と思うことがあります。i-チャンネル等は見ています。後は、基本的には音楽か英語を聞いているので。
  • 携帯のキャリア会社が、契約内容とかつての痛い記憶、電波等の理由で個人的に好きでは無い。

ということです。ではまず、iPod touchの画面です。

図1 iPod touchの起動画面        図2 iPod touchのメニュー
寸法ですが、高さ:110 mm、幅:61.8 mm、奥行き:8.5 mm、重量:115 gです。これはiPhoneと比較して非常に薄いです。この前販売されましたiPhone4になってから、iPhoneも薄くなりました。9.3 mmらしいです。AppleとしてはiPod touchよりもiPhoneの方が売れてほしいと思うので、iPhoneの進化はすごいと思います。iPhoneの使用データの通信料の何割かをAppleに支払うような通信キャリアとの契約だったと思いますので(間違えていたら修正してください)、iPhoneの場合は端末が売れて、しかも使用者が使えば使うほど、お金がAppleに送られる仕組みです。何もしなくてもお金が入る。理想的なビジネスモデルですね。マッキントッシュが凋落しても、このように新たな収入源を確実に構築し、会社を成長させるなんて、ジョブスは天才の一人でしょう。純粋に、その能力と柔軟な発想は好き嫌いはおいといて、見習うべきと思います。あまり長々書いてもあれなので、まず、簡単にiPod Touchの長所と短所をまとめます。その後、その一つ一つに詳細にコメントします。
まず長所,

  • 非常にタッチパネルを用いた操作が簡単である。
  • Wi-Fiで非接触で通信ができる。
  • 小さくて軽いためため、ベットだろうがトイレだろうがどこでもどんな姿勢でも使える。
  • 無料のアプリで役に立つものが多い。有料でも安い。
  • Podcastで情報が画面に表示される

次に欠点です

  • 画面が小さい。
  • ビデオなどを見たときの電池の消耗。
  • Flashが非対応のため、見られないWebページがある。
  • 小さいため、文字が打ちにくい

非常にタッチパネルを用いた操作が簡単である。

 まず操作が非常に直感的で簡単でしょう。まず、ほとんどマニュアルを見る必要がないと思います。私は見たことがありません。知り合いの三歳児が、操作が面白いのか、最初触って遊んでました。ちょっとYouTubeで動画を見せてあげると、それを1、2回見ただけで操作できるようになりました。勝手に履歴で動画をみて、また関連動画で色々見るようになりました。選択は画面を、タッチするだけですし、拡大縮小は2点をたとえば親指と人差し指で押して、その間隔を広げたり、閉じたりするだけで変わります。物理的なボタンは4つしかありません。ひとつは電源のON/OFF、これはIPhoneではカメラのシャッターボタンだったのかもしれませんが。後は音量の+-、メニューボタンです。

Wi-Fiで非接触で通信ができる。

 5年前から急速にNINTENDO DSやPlaystation3などのネット通信が普及した一つの要因として、無線LANの技術の普及があると思います。私も6年ほど前に家庭内のネットワークを無線LANにいたしました。初期はしばしばNetworkが切断されることがしばしばありましたが、最近のものは安定しているような気がします。しかも価格が安い。私が最初に導入した頃には2万円以上払った気がしますが、最近はNECなどのルータでも5,000円以内で買えます。そして、インターネットに接続することができます。家のあらゆるところで通信できます。まあ、それで就寝前にベットでネットを見ることが多くなりました。特に、疲れたときとかにYouTubeで色々なコンテンツを見ると、仕事モードから頭を切り替えてリラックスできてよく眠れる気がします。

小さくて軽いためため、ベットだろうがトイレだろうがどこでもどんな姿勢でも使える。

 前の項で述べましたが、小さくて軽いため寝ころびながら持っても腕も肘も疲れません。どこでも気軽に使用することができます。簡単な調べ物やエンターテイメントには最高です。

無料のアプリで役に立つものが多い。有料でも安い。

 iPod TouchやiPhoneのGoogle携帯などへの優位性の一つとしてアプリの豊富さがあると思います。私はあまり有料アプリを購入することは無いですが、無料でも色々優秀なアプリがあります。その一つは天気予報です。朝出かける前に忙しい時にぱっと天気を確認したりすることがあります。非常に便利です。株価を見たり、ニュースを見たり、私の仕事関係で役に立つのは英辞郎というスペースアルクの辞書です。この辞書はなまじ普通の辞書より優秀で、私は学生時代、アメリカのレポートの翻訳のバイトを頼まれて定期的にしていたのですが、かなりマニアなところまで載っています。Readersとかの辞書よりかなり多くの語彙があります。例文におもしろいものもありますが。私が覚えている例文は"お父さん家にエイズを持ち込まないで"とかいう訳のわからない例文があり、おもしろいです。アプリで天気予報の例を図で示します。

Podcastで情報が画面に表示される

 これがある意味私の中では一番役に立つ項目です。私は、音楽を聴くの以外にiPodで英語を聞いていました。普段は日本にいるので、英語は書くことはいつでもできますが、話すことはどうしても話さないとぼけてきます。まあ、外国人と話す機会はあるのですが、日本語と英語脳を切り替える必要があります。特に朝方はまだ脳が寝ているのか、その切り替えが遅い。まあ、英語の能力を維持する目的もかねて英語のPodcastを聴いております。最近は、英語をタダで学べるようになりました。昔はこんなものは無かったですが。そのお勧めのPodcastは"English as a second language podcast"です。これは学生さんから、社会人まで幅広く学んでいただけると思います。まず、ゆっくりな速度で英語での会話が流れます。その後、その会話に関する説明が英語でされます。例えば、単語の意味などの説明も英語でされます。そしてその後普通の速度で会話が流れます。ほとんどの日本人は、知らない単語に出会うとまず英和辞典で調べると思います。そうすると、英語を一度日本語に変換しているわけです。逆にそれを英語として話すときも、日本語を英語に変換しています。そのような習慣を完全につけてしまいますと、英語脳にすることはできません。私は、海外発表をする人に、最初に日本語のスクリプトを書く人がございますが、英文を書く場合にもまず日本語で文章を書き英訳する人がいますが、英語は英語で書けと指導します。例えば、よく眠れたという文章は、日本語から訳すとI slept well.とかになると思いますが、実際にそのように言う人は少ないでしょう。I got enough sleep.とかの方が普通の英語だと思います。つまり、日本語の直訳ではそのような英語はでないでしょう。ということで、英語のみで英語を学習する必要があります。英語が話したい人には。苦手な人は、幼児用の教材から始めて下さい。でこのPodcast、iPod touchでは画面に会話の内容のスクリプトが図のようにでます。これは英語が苦手な人間や知らない単語や綴りがわからない場合に役に立ちます。

次は欠点について説明します。

画面が小さい

 なんといっても、画面が小さいです。ネットでフルブラウザの画面を見るときは、緊急時にはいいですが、普段は使い物になりたいでしょう。いちいち見たいところを拡大して表示して読むことになります。

ビデオなどを見たときの電池の消耗。

 これはあらゆるこのようなガジェットの宿命ですが、電池の進化が常に機器の進化について行けていないと思います。機能はどんどん増えて進化していますが、携帯電話もそうですが、電池の持ちというのは大きく進化はしていない。リチウムイオン電池という種類である程度エネルギー密度が決まってしまうので仕方ないですが。サイズが小さいですし、電池も小さいです。音楽のみなら結構持ちますが、動画はみるみるうちに減ります。

Flashが非対応のため、見られないWebページがある。

 これはもうAppleがAdobeを排除し、自社の管理でAppleの機器を支配したいためだと思います。今の特に企業のWebページではFlashを使っているものが結構あるので、例えばトヨタのホームページなどはそのままは見られないでしょう。最近のAppleの独占傾向は若干危険なような気がします。アプリの開発も基本的にはMacでしかできないようにしておりますし。このような傾向から見て、Appleは今がピークだと思います。直に凋落するような気がします。

小さいため、文字が打ちにくい。

はっきり言ってソフトウェアキーボードは小さすぎて、簡単な文章を打つのが限界です。後は、ボタンの打ち間違いも多々でますし、コンピュータとしてはほぼ使い物にはならないでしょう。あくまで、Viewerです。

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